数あるスポーツ競技の全てが、様々な団体に支えられながらその活動を推進し、愛されています。セパタクローももちろん例外ではありません。様々な団体に支えられているのです。そこでこちらの記事では、セパタクローを支える団体について紹介していきます。
1. 一般社団法人日本セパタクロー協会
日本国内においてセパタクロー普及のために設立された団体が、一般社団法人日本セパタクロー協会です。日本ではまだまだマイナーなスポーツとして捉えられがちなセパタクローですが、この日本セパタクロー協会の働きにより認知度も上がってきています。セパタクローを支える団体として、日本チームの土台となっている団体です。
・団体の歴史
日本セパタクロー協会が設立されたきっかけとなったのが、1989年に日本体育協会主催で開催された国際スポーツフェアでした。そこでタイ、マレーシア、シンガポール、インドネシアの選手たちを招待し国際大会を行ったのです。この招致に関わった人物たちにより、日本セパタクロー協会は設立されました。1997年には日本オリンピック委員会の承認団体となり、また現在では準加盟団体となっています。大会の開催、ルール変更などを行いつつ、日本のセパタクローを今日も支えているのです。
・大会
これまでに多くの大会を開催しています。1990年、アジア競技大会でセパタクローが正式種目になって(当時は男子のみ)以降、日本チームは毎回参加しています。1998年の第13回大会で女子セパタクローも正式種目となり、活躍中です。全日本選手権大会もあります。一般の部だけでなく学生が集まる大会もあり、盛り上がりを見せているところです。
・オフィシャルパートナーとサプライヤー
日本セパタクロー協会ではオフィシャルパートナー、オフィシャルサプライヤーとなる企業を募集しています。日本のセパタクローを応援していただくことで、ユニフォームホームページに企業名などが記載されるのです。大会やイベントでも企業の商品やブランドのPRがされるようになり、企業の認知度を高めるとともにイメージを向上させることにつなげます。すでに多くの企業が協賛しており、セパタクローを盛り上げ、支えているのです。
2. 国際セパタクロー連盟とアジアセパタクロー連盟
日本だけでなく、世界でセパタクローを支えている団体がありますので紹介させていただきます。アジアセパタクロー連盟が設立したのは1965年のことです。マレーシアとタイが中心となり設立されました。その23年後、1988年に設立されたのが国際セパタクロー連盟です。元々、東南アジアの伝統的スポーツとして親しまれてきたので、日本で競技が行われる前からセパタクローを支える団体があっても不思議ではありません。日本セパタクロー協会設立時に、両連盟へ加入しています。
まとめ
セパタクローを支える団体としては日本セパタクロー協会、アジアセパタクロー連盟、国際セパタクロー連盟があります。古くからある団体の後押しにより、今後益々、セパタクローが盛り上がっていくことが期待できるでしょう。