東南アジアの伝統スポーツ・セパタクローのトレーニング方法とは?

セパタクローというスポーツを聞いたことはありませんか?足でやるバレーボールとよく言われますが、スキルアップのためにどのようなトレーニングをすればいいかわからないという人もいるでしょう。そこでここではセパタクローの代表的なトレーニング方法について解説します。

体幹トレーニングはおすすめ

セパタクローでは、体幹トレーニングは欠かせません。基本的にキックで相手のコートにボールを入れる競技です。その際高くジャンプして飛んできたボールに合わせて態勢を整え、足をボールに合わせて打ち込みます。この一連の動作をするためには、体の連携が欠かせません。体の各部位のコネクションを高めるためには、幹になる体幹を鍛える必要があるわけです。実際セパタクローのプレイヤーの中には、体幹トレーニングを取り入れている選手も少なくありません。

自宅でできるトレーニング方法

体幹トレーニングは自宅で行えるようなエクササイズもあります。例えばプランクです。うつぶせになって両肘を床につけます。この状態のまま、しばらくキープします。この時ポイントになるのは、頭と肩、腰、ひざ、かかとが一直線になるように態勢を維持することです。結構お尻を高く上げ過ぎてしまう人もいるので、鏡を見ながらトレーニングするのがおすすめです。20秒くらいキープして、これを1日3セット行うとインナーマッスルもかなり鍛えられます。

柔軟トレーニングを取り入れる

セパタクローでは、体の柔らかさが求められます。特にサーブをするときのその必要性を実感するでしょう。サーブも足で行うのですが、より高い位置から足を振り下ろしたほうが力のあるサーブを放てます。バレーボールでもそうですが、力強いサーブを打ち込めば、相手の態勢を崩せます。うまくいけば、サービスエースをとれる可能性もあります。足を高く振り上げるためには、股関節の柔軟性が必要です。

腸腰筋を伸ばすトレーニング

股関節を柔らかくするためには腸腰筋をほぐすトレーニングがおすすめです。足を延ばした状態で座り、両足を開きひざを立てます。ひざを体の方に寄せて、上半身を前方に傾けます。この時膝は固定するように意識しましょう。すると股関節周辺の筋肉の伸びていることが実感できます。これ以上前に倒せないというところに来たら、そのままの態勢で20秒保持しましょう。これを1日2回実践しましょう。体を前に倒す際、ゆっくりを動かすのがポイントです。反動をつけると筋肉が一気に伸びてしまって、ケガをする危険性があるからです。

まとめ

セパタクローには基本コーチはつかないといわれています。このため、すべて自分たちでトレーニングメニューを決めていく必要があります。より自分の能力を引き出したければ、体幹を鍛えることと柔軟性を高めることは欠かせません。上で紹介したトレーニング法は自宅で手軽にできるはずです。ちょっとした空き時間に実践してみるのはいかがですか?