セパタクローはオリンピック競技として認められている?理由も解説

セパタクローは、東南アジアの各国で伝えられてきたスポーツです。そんなセパタクローは、オリンピックの競技として認められているのでしょうか?認められているかどうかということやその理由、オリンピック競技として認められる条件についてなどを解説します。

セパタクローはオリンピック競技?

セパタクローは、オリンピック競技に認められているのでしょうか?早速チェックしていきましょう。

まだオリンピック競技として認められていない

結論から申し上げると、セパタクローはまだオリンピック競技として認められていません。オリンピックの競技にはなっていませんが、アジアを中心とした他の大会の正式種目には加えられています。

1997年に世界選手権大会に女子種目が新たに加えられたり、1998年にアジア競技大会の正式種目として女子種目が加えられたりしている歴史があるのです。

セパタクローがオリンピック競技に認可される動きも

1988年に国歳セパタクロー連盟が設立されたところから、アジアだけに限らずアメリカ、オセアニア、ヨーロッパ大陸など世界各国に広がりつつあります。そのため、オリンピック競技として認可されるのではないかという動きもあり、今も多くの関係者が奔走されているのが現状です。

オリンピック競技に認められる条件

それでは、セパタクローに限らずさまざまな競技がオリンピック競技として認められるための条件とは、どのようなものがあるのかを解説します。

認知度の高さや世界で幅広く行われているかどうか

オリンピック競技として採用するかどうかは、IOC(国際オリンピック委員会)が決定します。オリンピック競技を決める基準は、「オリンピック憲章」によって定められているものです。

それによると、「夏季オリンピック競技は、男子は4大陸75カ国以上、女子は3大陸40カ国以上で広く行われている競技」という規定があります。つまり、世界中で幅広く親しまれている知名度の高い競技が特にオリンピック競技として採用されやすいということです。

とはいえ、競技人口が多かったり世界各国で親しまれたりしていても採用されていない競技もあるため、認知度が高いからといっても必ずしも採用されるとは限らないようです。

まとめ

こちらの記事では、セパタクローがオリンピック競技に採用されているのかどうかということや、オリンピック競技として認められる条件について解説しました。セパタクローは残念ながら今のところ、オリンピック競技として採用はされていません。

まだ、競技人口が少なかったり幅広い人が日常的に楽しむスポーツとまでは認知されていないことが、大きな理由と言えそうです。ただし、だんだんと世界各国で幅広くセパタクローを楽しむ人が増えてきているため、今後オリンピック競技として認められる日が来る可能性も高いと言われています。