セパタクローというスポーツをご存知でしょうか。
セパタクローは「足のバレーボール」とも呼ばれるスポーツです。
まだまだマイナースポーツという域は出ていません。
しかし、最近ではじわじわと知名度が広がり、そのアクロバティックかつダイナミックな動きに惹かれ、人気が高まってきています。
手の平よりも少し大きめの籘(とう)製のボールを手を使わずに足や太もも、頭でラリーを続けて、相手コートでボール落ちるようにスパイクが決まれば得点…というまさに「バレーボール」と「サッカー」のいいとこ取りのようなスポーツです。
この記事ではそんなセパタクローの基本的な技術について解説します。
この記事を読むことでセパタクローがどんなスポーツなのかイメージできるようになるでしょう。
1.セパタクローの基本技術
・リフティング
セパタクローをする上で基本となるボールタッチを鍛えられます。
セパタクローは「足のバレーボール」ということもあり、ボールタッチが大事になってきます。ボールタッチができなければ、ラリーを続けることも、味方にトスを上げることもできません。
リフティングで足の内側やつま先、太もものボールタッチを覚えて、思いのままにボールを扱えるようになるのを目指しましょう。
・インサイドキック
セパタクローの基本中の基本となる技術。
足の内側を使ったキックのことです。
足の内側はボールへのタッチ面が多く、トスやスパイクといったセパタクローのほぼ全ての動作で使うことになります。
特にコントロールを重視した正確なプレーが必要な場面で使われることが多いです。
セパタクローをするのであれば、最初に体得したいスキルの一つです。
・インステップキック
足の甲を使ったキックで、サッカーでも基本の動作とされています。
インサイドキックがコントロール重視の技術なら、インステップキックはスピードやパワー重視のダイナミックなプレイの時に使える技術です。
レシーブの時も、インサイドでは届きそうで届かない場所にボールが落ちそうな時にインステップなら届くこともあるかもしれません。
・タッピングキック
足の裏を使ったキック。
主にオフェンスの時に使います。セパタクローのネットの高さは1m55㎝もあり、その高さまで勢いよく足を振り上げてボールを蹴る姿はとてもダイナミックでカッコいいです。蹴りだされたボールも強烈です。
ただし、タッピングキックはダイナミックな分、慣れていない人がするとケガをする恐れがあるため、ある程度上達してから挑戦してみましょう。
・スパイク
ここまで紹介してきたキックを使って、セパタクローではスパイクを打ちます。
スパイクにもいくつか種類があります。
中でも代表的なのがオーバーヘッドキックのような「ローリングスパイク」です。頭上から繰り出される強烈なスパイクは見ごたえ抜群。
セパタクローを始めた人なら必ずマスターしたい技術です。
2.まとめ
ここまでセパタクローの基本技術について紹介してきました。
全体的にサッカーの技術と似ているのでイメージしやすかったのではないでしょうか。
セパタクローをする上で、特に大事なのはボールタッチです。ボールタッチを上達させるためにはリフティングが一番。まずは足の内側や甲、太ももでリフティングの練習から始めてみましょう。